がんばれ沢井美優「ようこそ!うさぎちゃんリターンズ」−福島県大熊町−

やっと東京を脱出だ。どこだよ、大熊町って。わからないから調べがいがある。やっぱ、練馬区大田区では燃えないよ。この日で4日間の連続公演、沢井美優もちょっと疲れが残っているかもしれない。だが、ここが終わると1週間くらい空くので、いわば序盤戦の最後と言ってもいい。福島県で始まり福島県で終わる序盤戦。
大熊町のサイト*1を見ると、

     人口 8,815人  世帯数 1,550戸  総面積78.5平方キロメートル

面積は練馬区板橋区を合わせたくらい。だが、練馬区板橋区の人口を合わせると120万人だが、大熊町は9千人弱。中堅の私立大学くらいではないかな。例によって64%が山だそうだ。町もちっこいが、会場もちっこいぞ。

     8月5日(日)大熊町文化センター*2 ホール:収容人数 506人 入場料:全席指定2,000円

     東京駅から3時間40分 片道運賃7,640円

遠いよ。東京から東海道新幹線に乗れば岡山まで行ってしまうよ。羽田から飛行機に乗ればグアムに行けるよ。満席でも500人。まだ残りの会場を調べてないが、ここが最小なのではないか。この大熊町文化センター、正しくは

     文化センター・改善センター

なにを改善するの?もしかしらた働きもせず飲んだくれて妻や子どもに暴力をふるう親父をここに入れると、すっかり優しい働き者のお父さんになって出てきたりして。「おとうさん、頭の傷はどうしたの?なんか縫ってあるみたい」こわいよ、なんの手術をしたんだよ。よく見たら正式な名称が書いてあった。「大熊町文化センター・大熊町農村環境改善センター」だって。今後の予定を見たら感涙物の催し物があったぞ。

     アコースティックイブニングinおおくま 伊勢正三太田裕美大野真澄

行きてえ。「22才の別れ」+「木綿のハンカチーフ」+「学生街の喫茶店」だよ。「なごり雪」+「雨だれ」+「ロマンス」だよ。「君と歩いた青春」+「しあわせ未満」+「君の誕生日」だよ*3
大熊町の特産品は梨、洋なし、キウイ。あと鮭、ヒラメ、カレイも捕れるぞ。観光スポットを見たら海岸とか山に混ざってすごいスポットがあった。

     福島第一原子力発電所

うう。ちょっと話はそれるけど、こんなニュースがあったのだよ。

中越沖地震新潟県技術委座長、「歴史的実験」発言で辞任(8月3日21時25分配信 毎日新聞

     東京電力柏崎刈羽原発の安全性を新潟県に助言する県技術委員会座長の宮健三・法政大客員教授が、

     中越沖地震に伴う多数のトラブル発生を「代え難い貴重で歴史的な実験」と述べた問題で、

     宮教授は3日、県に座長と委員の辞任を申し出て了承された。

     宮教授は「一身上の都合」としているが、発言の責任をとったとみられる。

なんでこんなことで辞任をするんだよ。いや、辞任をさせるんだよ。そのとおりじゃないか。もちろん被害にあわれた方はお気の毒だ。だが、それはそれ、これはこれだ。みんなもっと冷静に考えてくれ。日本列島はそこらじゅうに活断層が走ってるんだよ。震度6クラスの地震なんか、どこでいつ起こっても不思議はないんだよ。それが、活断層の上に建てた原子力発電所が震度6の地震でも甚大な被害にならなかったんだよ。これってすごいことじゃないか。放射性物質を含んだ水が漏れたっていってもラドン温泉に含まれる程度なんだぜ。むしろ身体にいいくらいなんだ。そして、今回の地震でさらにどこを改良すればよいかがわかったんだよ。もう一度繰り返す。被害にあった方は気の毒だ。だからといって何もかもが喪に服して自粛ムードになるのは、ちいと違うんじゃないのかい。