死ぬかと思った

昨日の朝、5時半頃、突然の激痛で目を覚ます。みぞおちのあたりが激しく痛い。そういえば日曜日あたりから深呼吸すると右胸が痛かった。筋肉痛かと思って放っておいたのだが、なにかの病気だったのか。布団の上で楽な姿勢を探していろいろな方向に身体をねじるが痛みが治まらない。息をするのさえままならない。ヤバいぞ、これはヤバいぞ。心筋梗塞動脈瘤の破裂か。それから1時間、悶絶をしてすごす。もうダメかもしれない...
6時半になって女房が起きてくる。壁を伝わってリビングに行き「俺はもうダメかもしれない」と銀行の印鑑、生命保険の証書、暗証番号のメモを渡す。女房はなんのことかわからず。今日は休むと同僚にメールを出して布団に入る。痛みがまったく治まらない。それでも寝たり起きたりで9時半まで。
女房に運転してもらい市川の大病院へ。平日の病院は通院者の99%が老人だ。

     あ゙お゙おおおおおおおお〜

あちこちでボケ老人の雄叫びが聞こえる。レントゲンを撮って医者が診るが心臓も肺も異常はなし。なら、この痛みはなんなのよ。とりあえず鎮痛剤を飲んで様子を見ましょうと。

     様子を見ましょう

医者の常套句「様子を見ましょう」。俺は自分の仕事で言ってみたいよ。で、夜になって痛みはだいぶ治まってきて、まだ深呼吸をするとみぞおちが痛いのだが、なんとか普通の生活が送れるようになった。結局、なんだったの。ジェダイトに石を埋められたとしか思えない原因不明の痛み。この1週間にした変わったことと言えば人間ドックくらいだな。あのとき飲んだバリウムが食道に貼り付いているとか。胸部のレントゲンを撮るとき、技師がまちがえて原爆なみの放射線を当ててしまったとか。許さん、許さんぞ*1

*1:そんなことされたらいまブログなんか書いてられないって