先日、沢井美優ウォッチングのタイトルを「沢井美優の明日はどっちだ」から「世界に羽ばたくマイナーアイドル」に変えたら沢井党から猛反発。ヘタレな事務所に所属したばかりに2年以上も不遇の時を過ごした沢井美優。小松彩夏ははるか彼方に走り去り、北川景子の背中はもう見えず、小池里奈ちゃんでさえメジャーへの階段を上りつつある。そして、まさかあの安座間美優も沢井美優を抜き去っていった*1。そんな沢井美優がいきなり世界に羽ばたく翼を得たのだ。しかもいまだまったくの無名のままで。アニメ・セーラームーンSのラストを思い出したよ。セーラーサターンがブラックホール化しようとしてるのにパワー不足で変身できない。最後の最後でエターナルなんとかメイクアップと叫ぶと背中に羽がはえるあれ。アニメはあそこまでは面白かったんだけどな。
だが沢井党が言ってるのはそんなことじゃなくて、沢井美優は「アイドル」のカテゴリではなくて「女優」だろうと言うことだ。それなら沢井美優がどの程度に女優か、戦士全員の女優度を判定するのが今日から3日間の連載だ。まあ、基本的に自分が「女優です」と言ったら女優なんだけどね。
番組が終了した時点で、戦士たちがこれから女優としてやっていけるか、ほとんどの視聴者はこう思ったのではないかな。
沢井美優>浜千咲>>北川景子>>>>>>>>>>>>>安座間美優=小松彩夏
女優度をどうやって判定するか。演技の優劣はかなり主観が入るので、まずはデジタルで表わせるように全員の女優時間を計測しよう。女優時間とは女優の仕事をやった時間だ。テレビの画面や映画のスクリーンに何分何秒出たかまで計測したら私のライフワークになってしまうので、その人が出演したドラマなり映画の上映時間をそのままその人の女優時間とする。またミュージカルはマスメディアでの仕事ではないのでいったん除く。声優も除く。セーラームーンより前の仕事は除く。劇場公開のなかったDVDは入れる。もちろんイメージDVDは除く。オムニバス形式の場合はその人が出て回だけをカウントする。ただし、小池里奈ちゃんの新耳袋は半分以上の回にどこかしら出てるので全編をカウントする。連続ドラマは調べるのがめんどくさいのでワンクール11回として1回を50分とする。映画はなるべく調べる*2。では行ってみよう。まずは沢井美優だ。
ドラマ「拝み屋横丁てん末記」(50分)
ドラマ「女刑事みずき 京都洛西署物語」(50分)
ドラマ「ほんとうにあった怖い話」(60分÷5話=12分)
映画「チェーン 連鎖呪殺」(71分)
こんなもんだっけ。こうしてみると思ってた以上にさびしいぞ。放送が終わってもうすぐ2年半が過ぎてテレビドラマがたった2本。では北川景子を見てみよう。
映画「水に棲む花」(84分)
映画「間宮兄弟」(119分)
映画「ワイルドスピード」(104分)
映画「チェリーパイ」(80分)
映画「Dear Friend」(115分)
映画「そのときは彼によろしく」(114分)
ああ、なんか清々しいぞ。脇目を振らず自分を安売りせず、粛々と実績を重ねている。こうしてみると「水に棲む花」は余計だったかもね*3。さて、予想ではいちばん女優と遠いところにいた小松彩夏。
ドラマ「着信アリ」(50分)
ドラマ「逃亡者木島丈一郎」(110分)
ドラマ「翼の折れた天使たち〜アクトレス〜」(30分)
ドラマ「クロサギ」(50分)
ドラマ「青春☆ENERGY ダンドリ娘」(300分)
ドラマ「ダンドリ。」(50分)
ドラマ「Ns'あおい スペシャル」(130分)
ドラマ「一生忘れない物語」(30分)*4
ドラマ「占い師 天尽」(30分)
ドラマ「バンビーノ!」(550分)
ドラマ「戦場のガールズライフ」(480分)
映画「恋文日和〜雪に咲く花〜」(30分)
映画「ドリフト」(79分)
映画「ドリフト2」(76分)
映画「マスター・オブ・サンダー」(92分)
映画「僕は妹に恋をする」(122分)