はい、一昨日のつづきです。
火「おしおきよ!」
水「妖魔!」
妖魔「ぐぅ?」
(妖魔振り返る)
水「こっちよ!」(クイクイ)
月「亜美ちゃん、レイちゃん」(亜美ちゃんが先なのね)
(カメラがマーズにズームイン。効果音シャキーン)
火「うさぎ、まこと、同時攻撃よ」
(うなづきながら起きあがるムーンとジュピター)
(こういうときの沢井美優の顔の表情作りは神の領域。なぜ仕事が来ない?)
(妖魔を四方から囲む4人。順番に技を繰り出し妖魔を攻撃)
妖魔「ゔあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙〜」(妖魔ちゅぼん)
月「やったね」(駆け寄るセーラームーン)
(マーズとマーキュリーが顔を見合わせて微笑む)
まんまだね。いやになるくらい台本に忠実なシーンなのでコメントありません。しいて言うと、前回に安座間美優の足は長いと言ったシーンがあるでしょ。あのシーンは斜め上から撮影するカメラで撮られていた。同時攻撃のシーンで4対1の配置で攻撃してもよかったのだが、上からのカメラを生かして妖魔を4人で囲むシーンを撮ってみた、というくらいですかね。
あと、マーズの「おしおきよ!」の緊迫感にくらべて「こっちよ!(クイクイ)」は脱力をする。ここは「逃げてもむだよ!」の方がよかったと思うのだが、単に舞原監督が撮ってみたかっただけのような気がするぞ。
このact34での戦闘シーンはマーズが力強く仕切っている。これは、前編であるact33からの流れで、火野レイが父親との問題にいちおうの解決を付けて立ち直ったのを印象づけている。ここで「いちおう」と書いたのは悪い意味ではない。「パパ、ごめんなさい」と火野レイが父親の胸に飛び込みでもすれば完全な解決なのだろうが、それは火野レイではなく、小林靖子の脚本でもない。