昨日のコメント欄のmotowaraさんの情報。そういえば他人のブログにコメントも書かずトラックバックを打たず、ひたすら実写版の評論を書き続けていた私を最初に見つけてくれたのはmotowaraさんじゃなかったかな。
東京都にお住まいのマサさん*135才*2 *3 *4 *5 *6 *7。スカパーでやっている実写版の再放送をご覧になっているらしい。それだけならいくらでもいるよと思われるだろうが*8、この方のすごいのは
撮りだめと一気見
にある。
今日はAct.30からAct.40まで一気に見ちゃいました。一日中お仕置きされっぱなしです
ベイベベイベからバンバンまで、愛野美奈子で始まり愛野美奈子で終わる5時間半。なるちゃんのお腹が痛くなって元基がまことにふられて衛が戻ってきてレイがパパにぶたれて美奈子がステージで倒れてプリンセスセーラームーンがどっかんどっかんやって亜美がうさぎのベッドに寝て社長が出てくるまでを一気見。根気のない私が5時間半も続けてできることは寝ることだけだ。感想に興味深い点があった。
ストーリーも後半に入って、激しい戦闘シーンが繰り返され、まるでヒーロー戦隊ものです。
(中略)
そんな中でも、信じること、隠さないこと、仲間を想うことの大切さを訴え続けるストーリー。
不信感のあるところに、必ず妖魔は現れ、苦しめる。
実際にはダークキングダム側の作戦*9に基づいて妖魔が現われるのだが、それは視聴者だからわかること。これをうさぎたちセーラー戦士の側から見ると仲間や家族や大切な人への思いが揺らいだときに妖魔が現われる。番組の構成上、そうなるに決まってんじゃんと言ってしまえばそれまでだが、すごく新鮮な視点だ。実写版のストーリーに対して過去にこんな見方をした人はいなかったので例によってご本人の許可も得ずに紹介した次第である*10。実写版セーラームーンは妖魔を倒すのが目的ではない。セーラー戦士たちは、実生活で抱える問題を乗り越えた力で妖魔を倒す。あるいは、妖魔を倒した勇気で実生活のトラブルに対処する。これを別の側面から見るとマサさんが書かれているように表現できるわけだ。
もしかすると、これは11話を連続して視聴して初めて気付くことなのかもしれない。すると全49話24時間半を続けてみればまた新しい発見が!*11