映画「ドリフト」とセーラームーンの意外な関係

Leo16さん*1から提供いただいたネタで。先日、小松彩夏が出演する映画「ドリフト」について書いた*2。案の定、小松彩夏や「ドリフト」にはほとんど触れず*3、配給元のトルネードフィルムがリリースしているおバカな映画を突っ込んだだけだったが*4
私はこの会社のおバカなラインナップは、大手資本に「ふつう」の映画をすべて持って行かれた弱小資本会社の悲劇だと思っていた。ところがLeo16さんによると、この会社の社長である叶井俊太郎氏はこの手のおバカな映画の買い付けを得意とするバイヤーだそうだ。そしてこの人を一躍有名にしたのが、いや一部のマニアの間で有名にしたのが叶井氏が探してきて日本で配給した「えびボクサー」である。詳細は上の写真をクリックしてください。この映画のスマッシュヒットに自信を持った叶井氏*5、二匹目の柳の下のドジョウを狙って作ったのが「いかレスラー」である。「えびボクサー」と「いかレスラー」、わかりやすすぎるシンメトリーだ。
ここまで来ればわかりますね。そう、act31で木野まことと元基が観に行った映画「カメファイター」はこれのパロディーである。さらにact37で愛野美奈子火野レイと台本の読み合わせをしていた映画「カメファイターVSイカキック」も同様。叶井氏がこのシーンを見ていたかどうかは定かでないが*6小松彩夏が叶井氏のトルネードフィルムの作品に出演するのも不思議な縁である*7。叶井氏にまつわる面白いエピソードなども教えていただいたのだが、これはLeo16さんがact31のレビューをするときに書いていただくことにしよう。ところで「ドリフト」はカーアクション映画と見せかけて、とんだお笑い映画だったなんてことはないだろうな。

*1:http://d.hatena.ne.jp/Leo16/

*2:http://d.hatena.ne.jp/M14/20060518

*3:たった4行

*4:倍以上の9行

*5:すぐに自信を持てるのは大物の条件である

*6:まちがいなく見てなかったと思う

*7:不思議っつうか薄い縁ね