眼晴像寶石般閃耀(最終回)

では最後。

     ロ畏、一起來變身ロ巴(メイクアップしようよ)

     把光芒收藏在胸口(きらめきは胸に)

     水手服戦士是(セーラー戦士それは)

     月光中的美少女(ムーンライトリアルガール)

メイクアップは變身(変身)と訳されている。意味としてはそうなのだが、あまりにもモロ。それとも化粧のメイクアップも変身と言うのかな。その前後に付いている言葉はわからない。特に最初の「ロ畏、」はなに?この句読点は歌にはないだろう。「一起來」もわからない。「さあ、ここで一発、メイクアップしようよ」という意味か。最後の「ロ巴」は「ガンガン蹴散らしてこう」の最後にも付いていたので「Let's」の意味なのかもしれない。
次の行、日本語ではわずか「きらめきは胸に」だけなのだが、中国語は長い。漢文読みするなら「光芒を収蔵するは胸に在り」か。中国語の構造では、日本語のようになんとなく名詞と形容詞を並べただけでは文として成立しないのかもしれない。会社の中国人が理屈っぽいのも無理はない。中国語と比べてみると日本語ってテキトーな言語だ。
3行目、4行目はわかりやすい。そのままだ、「セーラー戦士(水手服戦士)これ(是)月光の美少女なり」。「リアルガール」は日本語の意味も不明なので中国語に訳しようが無い。それとも「中的」がその意味かな。以上で最後まで行きました。
たかが主題歌の中国語訳を検証するのに4日間もかかってしまった。ただこれがオランダ語やロシア語の字幕だったらこの企画は成り立たなかったわけで、同じ漢字文化圏である中国と台湾、もっと仲良くしたい。とくに台湾はトルコ、インドネシアとともに世界三大親日国*1の筆頭。日本のマンガ、アニメ、J-POPはもちろん、小説も中国語に翻訳されて店頭に並んでいるそうだ*2。マスコミも中国や韓国の反日感情に関する自虐的なニュース*3ばかり流さないで、これらの国の話題をもっと取り上げるべきである。台湾になら竹島を譲ってもよいぞ*4
って、よく見たら2番も中国語の字幕が付いているではないか。だが、これはまたいつか。

*1:台湾、トルコは異論はないと思うが、他にパラオ、マレーシア、etc

*2:花より男子」も台湾で実写化されたね

*3:これが行き過ぎたものであることは後日述べる

*4:おまえに何の権利がある