小松彩夏強化週間−DVD編−(その2)

セブンイレブンは近所にあるのだが、あまり行かないのだよね。以前のセブンイレブンは品数豊富、並みのスーパーより品数が多かったりした。最近は利益重視、とくにプライベートブランドが多い。しかもそれが高い。棒のアイスクリームが350円ってどういう値付けだよ。うっかり買っちまってレジで目と耳を疑ったよ。こんな商売がいつまでも続くと思うなよ。
昔、住んでた北初富*1ミニストップはすごかった。サービス業とはかくあるべしという店だった。もう10年近く前だが、この店を超えるコンビニを見たことがない。
【全力疾走】店員がレジから離れて店内で品出しや在庫のチェックをしていてレジが一人のことがよくあるでしょ。この状態のとき、レジに客が2人並ぶと店内の店員がバーコードリーダーを放り出して全力疾走でもう1台のレジに向かう。急に業務を中断したら再開するときにどこまでやったかわかんなくなって手間が増えると思うんだけど、この店は客を待たせないことに命を賭けている。当然、店員も作業をしながらレジを気にしているわけだ。
【あいさつ】店に入ったものの別に買う物がないので手ぶらで出ることがあるでしょ。そのときでも店員が全員で元気よく「ありがとうございました〜」と言ってくれるんだよね。ある夜に気がついたのだが、外が暗くて中が明るいとドアのガラスに店内の風景が映るでしょ。店を出ようとしたら店員が全員こっちを見ていて挨拶をするタイミングを計っている姿がドアに映っている。ここまでやられたら手ぶらで出るのにすごい罪悪感。
【おわび】ミニストップハンバーガーを売ってるので、よく休日の昼なんかは買いに行った。ある日、ハンバーガーを3個買って帰ったら袋に2個しか入っていない。急いで店に戻り「足りないっすよ」と言うと丁重にお詫びをされて、ソフトクリームを3個くれた。ハンバーガーが足りなかった怒りを、ソフトクリームを3個もらった喜びが大きく上回り、かえってこの店が好きになった。過ちは誰にでもある。それのフォローを上手にやればかえって好印象を与えることができるというビジネスの基本ね。
もうあのときのメンバーは残ってないかもしれないが、当時のホスピタリティ精神を引き継いでいてくれたらいいな。で、DVDはどうなったの
(つづく)

*1:ローカルだ。どこだかわかる人はほとんどいないだろう