私だけが選ぶ名場面ベスト10+1−act5(後編)−

さて、act5である。名作回なのではあるが、前半はあまりにもつらい。多かれ少なかれこういう経験は誰にでもある。私はいまでも社内の宴会や取引先との飲み会がつらい。なにしろプロ野球・ゴルフ・酒の3大サラリーマンネタが苦手なのだ。いや、未知の領域なのだ。得意なアニメ・特撮・アイドルはそういう席の話題にはのぼらない。かといって、周りの喧噪をよそに一人静かに杯をかたむけることもできない。以前に書いたように下戸なのだ*1。だから早く塾に行きたい亜美の気持ちがわかる。

     亜美「いま塾に行けばまだ...(模擬試験がまにあう)」

     私 「いま家に帰ればまだ...(ブログの更新がまにあう)」

って、この名場面を振り返る企画、いつも半分以上は関係ない話になってないか。本題のact5の名場面であるが、このシーンを押したい。

     うさぎ「あ、その呼び方のが亜美ちゃんらしくて好きかも」

「うさぎちゃん、わたし...」と亜美がうさぎに弁明をしようとする。この数日間の奇行を、自分のピンチに助けを呼べなかった訳を、うさぎとレイが友達になってくれて本当にうれしかったことを、だからそれを失うのが恐いことを。だが、そんな亜美をうさぎはこの言葉で制するのである。亜美が驚いてうさぎを見ると、うさぎは満面の笑みを浮かべている。その笑顔が亜美に告げている。「そんなことをしなくても、亜美ちゃんは亜美ちゃんのままでも、私たちは友達じゃん」と。
act4を見て、わざわざ土曜日の7時半に起きてまで見る番組か不安になった私である。だが私は確信した。

     大丈夫だ。この番組は早起きして見るに値する番組だ

高○回でなければ...*2
(つづく)明日から関西に出張するので次の更新は週末です。今度は新幹線なので先週のようなことにはならないと思います...

*1:http://d.hatena.ne.jp/M14/20051109

*2:あいかわらずの高○嫌い