冬休みはとっくに終わってしまったが、あと2本見たので最後までやってしまおう。キアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」である。劇場公開時の評判はどうだったのだろう。「スピード」や「マトリックス」のような超大作を期待するとがっかりする。だがB級映画の佳作と思ってみれば腹も立たないしそれなりに楽しめる。キアヌ・リーブスがそのつもりで出演したかどうかはわからないが。
私は基本的に伝奇物が好きである。舞台は現代ながら発生する事件が過去の出来事に起因するとか、なにかの事件を調べていくうちによく知られた歴史や伝説の意外な真実に行き着くとかである。本作のようなオカルト物もこれのサブカテゴリに属すると私は見ている。なお、オカルトとホラーは違う。オカルトは宗教的な神秘をテーマにした作品である。当然、その素養がないと楽しめないのでほとんどはキリスト教だ。ホラーは怖いもの全般である。「エクソシスト」や「オーメン」はオカルトであり「ホラー」であるが、たとえば
熱血青春ホラー大作
近未来SFホラー映画
は作品として存在する。また
大爆笑オカルトお笑い小説
美少女オカルト熱涙感動超大作