昨日に続いて機関車だ。20万円の模型を見た後では13,440円など子供の小遣いに見えるが、よくよく考えれば安くはない。通販雑誌「NRE Train SHOP」8/9月号の表紙が右下の写真。私はこっちを先に見ていたので「おお、ついに人が乗れる機関車の発売か」と思いこんでいた。それでこそ「超BIGサイズ」のビックをわざわざ英語で書いた甲斐があるというもの。130cmと書いてあるので、1メートルを超えていれば大柄な人でも十分に乗れる。さて積載重量は何キロなんだろうと思いスペックを見たが書いてない。もう一度表紙を見たら
※写真はイメージです（実際には乗れません）
なんだよ、乗れないのか。また130cmというのは機関車、客車、オイルタンカー（と呼ぶのだそうだ）、家畜車（と呼ぶのだそうだ）を全部つなげたときの長さで、機関車だけでは33cmしかない。これでは仮に「波動エンジン搭載、積載重量200t」だとしてもお尻がはみ出して乗れない。そう考えると13,440円は高いのか。だが、写真中央左を見て欲しい。なにしろレール全長約6.4メートル。これを置けるだけのリビングがある家に住んでいる人なら13,440円など安い買い物のはずだ。ついでに説明しておくと中央右の写真は煙突から煙が出ることを示している。この写真の説明が笑える。
煙突からは煙を吐き、レールの上を力の限り疾駆します
そりゃそうだろう。機械なんだからいつも「力の限り」だ。人間のようにその日の体調や気分で手を抜かない。おもしろすぎるぞNREの中の人！
