Act.ZERO

Act.ZEROを見た。「効果音乱用」「魚眼レンズの顔アップ」「グタグタしたアクションシーン」はあいかわらずの高○演出だが、いまとなってはそれさえも実写版セーラームーンの持ち味ということで懐かしい。この手のコメディタッチの回が月に1回はあってもよかったのではないかと思う。
セーラーVの誕生について、見る前は

     1.余命1年を医者に告げられる

     2.アルテミスとの出会い

     3.美奈子が自分が生きた証として地球を守る決意をする

てな展開を想像していたが、ぜんぜん違った。いや明示的に語られなかっただけで大筋はこれでいいのか。それよりも思ったより小松彩夏の出番が少なかった。やはりセーラームーンの主役は月野うさぎなのだ。
SpecialActを見終わった後も悲しかったが、Act.ZEROを見終わった後はさらに悲しかった。SpecialActはセーラームーンの物語がすべて終わったことが悲しかった。Act.ZEROは、セーラームーンの物語がすでに終わっていることを30分に渡って確認をさせられたことが悲しかった。とは言っても、1年間休まずに早起きをした我々への東映バンダイからのプレゼントとしてありがたく頂戴した次第ではある。特典映像も含めて十分楽しめた。座談会は怖くてまだ全部見てない。