私の数えまちがいでなければ、「セーラームーンの想ひ出」は今日でめでたく100回目だ。雑誌で拾った新情報を書くでもなく*1、イベントの報告をするでもなく*2、ただただ番組の感想と妄想を書き続けての100回。私がこの情熱を別のことに向けることができていたら、ニッポン放送を買収することも不可能ではないのではないか。
今日は早起きして仮面ライダー響鬼でマスターの勇姿を初めて観た。小池里奈ちゃんもドラマやCMに出たし、四天王の面々もちょい役とは言えドラマで活躍。ベリル様は言うに及ばず。早くセーラー戦士達を静止画でなく動いているところを見たい。もちろん地上波のテレビでだ。私の家は「女神でChu!」が映らないのだ*3。
ライダーやレンジャーを見て思うのが、こちらはエンディングテーマも流れてCMも普通に入って30分。セーラームーンはエンディングなしで変則的なCMの入れ方をして毎回駆け足でカットされたシーンもたくさんあって同じ30分。この違いは何なのだろう。いずれにしても毎回セーラームーンが変身するのや、セーラー戦士が妖魔と戦うのを楽しみに見ていたお子さんは、大きくなったらDVDかビデオ*4でぜひもう一度見て欲しいものである。放送当時、君らが退屈だと思っていたセーラー戦士が変身するまでの20分間に、小林靖子が本当に伝えたかったドラマがあったのがわかるはずだ。5人の監督と大勢のスタッフが、少女マンガと東映特撮戦隊物の間を悩み迷い揺れ動きながら試行錯誤を繰り返していたことがわかるはずだ。そして君たち以上にお父さんが一所懸命に見ていた理由も*5。
