ところで、スパイダーマンを観て思ったのだが、別に赤いスーツは無くてもピーター君は蜘蛛の糸を出すことができるし、ビルを登ることもできる。あれは、ただ正体を隠すためだけにある。そこでヒーローが変身した後に着ているスーツの意味を考えてみた。
Type1・・・変装(正体を隠すためだけに変身する)スパイダーマン、スーパーマン*1
Type2・・・強化服(変身によって超人的なパワーを得る)レンジャー、平成ライダー*2
Type3・・・皮膚(別の人物・生物になる)ウルトラマン、昭和ライダー*3
この分類でいうとセーラー戦士はどれだろう。Type3のような気がする。act23で妖魔が消滅した後にでてきた緑色のスライムでブーツが床から離れなくなってしまった。セーラーマーズが現われなかったら、もし桜吹雪の熱唱で気をよくした火野レイがあの後、新曲の「星降る夜明け」や倉木麻衣まで歌ってしまっていたら*4大惨事になるところだった。「なぜブーツを脱がない!」と思ったが、ブーツはセーラー戦士の皮膚なので脱げないのだ*5。それは冗談だが、変身によって前世の姿になるのでスーツ自体に機能はなくてもよいし、正体を隠すのに役立って無くてもよい*6。もちろん皮膚ではないし脱ぐこともできるだろうが、スーツそのものに戦闘上の意味はない。当然のことながら大きなお友達にとっては、あのコスチュームで戦ってくれることに重大な意味があるのは言うまでもない。
(つづく)*7