今日はセーラームーンと関係ありません。このタイトルを見て「げげっ、USJでセーラームーンの着ぐるみショー?」と思った方は重症である。
週末、USJに行ってきた。USJと言っても「浦和商業女子高校」ではない「ユニバーサルスタジオジャパン」*1である。子供が単願推薦で早々と入学が決まってしまったので、こういう受験シーズンに旅行ができたのだ。3年前に行ったときは、どこも1時間以上の行列でとにかく疲れたことしか覚えてなかったが、今回は30〜50分待ちだった。これは行った時期が良かったのか、この3年間で来場者が下がり続けているのかはわからない。ディズニーランドは行ったことがあるが、USJはまだ行ったことの無い方のために、アトラクションの比較と簡単なガイドを書いておこう。なお、私は千葉県民なので、40分で行けるディズニーランドと、半日かかるUSJでは当然、後者の評価のが厳しい。また、アトラクションの比較は、装置や演出についてだけで、ストーリーとか世界観は除外している。それは好みの問題だろう。
スパイダーマン>>ホーンテッドマンション
ターミネーター>>ミクロアドベンチャー
バックトゥーザフューチャー>スターツアーズ
ジュラシックパーク<スプラッシュ・マウンテン
ジョーズ<ジャングルクルーズ
ET<ピーターパン、 イッツ・ア・スモールワールド、カリブの海賊
●映画物に強い
さすがに映画物には強い。上の3つはお勧めである。とくに映画と乗り物がミックスされたアトラクションは見て損はない。先週までは私の中での技巧賞国内第1位だったホーンテッドマンションを、スパイダーマンは軽くぶっちぎった。おそらく、これ以上のアトラクションはしばらく出ないであろう。ホーンテッドマンションで導入された「椅子を回して見て欲しいところだけを観客に見せる」という技術を進化させると、3Dの映画と乗り物を組み合わせることができるというアイデアを考えた人はすごい。日本も負けてられないぞ。我々がセーラームーンで投資したお金でバンダイは花やしきに『呪怨ザ・ライド』を作って欲しい。家の中を乗り物が走って、こたつや布団の中からお化けが飛び出るのである。最後に屋根裏に上って庭まで急降下。
●ワールド物に弱い
その反面、下の3つはメインとなる恐竜、鮫、ETだけでなく、回りの景色をいかにリアルに作るかが勝負である。USJでこの3つを見ると、TDLがいかに細部まで金をかけて作り込んであるかがわかる。とくにETの後半はかなりつらいものがある。
●爆裂物に強い
TDLに比べる物がないので上の表には書いてないが、爆裂に強きこと鈴村監督の如しである。バックドラフト、ウォーターワールド、ジョーズがこれにあたる。人間の性(さが)で、とりあえず爆発すれば一定の満足感は得られる*2。セーラームーンショーもデパートの屋上で着ぐるみショーをやっている場合ではない。act36を正確に再現した鈴村監修「プリンセスセーラームーンショー」を花やしきでどっかんどっかんやるべきだ。セーラー戦士役の女性がどう見ても20台後半で、足や胴回りが太くてもいい。その分、爆発をさせれば観客は喜ぶ。DVD最終巻が発売されたら全12巻をまとめ買いするから、バンダイさんお願いします。
●飲食
高いのはTDLと同じだが、ファーストフードの種類が少ない*3。店はたくさんあるのに、メニューがかぶりまくり。コロンビアのセーラームーン関係のCD以上である。
最後にUSJの経営者に一言いいたい。
午後6時で終わりにするな