本題と関係ないけどちょっと気になったニュース*1。
ダーウィン映画、米で上映見送り=根強い進化論への批判
進化論を確立した英博物学者チャールズ・ダーウィンを描いた映画「クリエーション」が、
米国での上映を見送られる公算となった。複数の配給会社が、進化論への批判の強さを理由に配給を拒否したため。
(中略) 米配給会社は「米国民にとって矛盾が多過ぎる」と配給を拒否した。
米国人の多くが「神が人間を創造した」とするキリスト教の教義を固く信じている。
ある調査では、米国で進化論を信じるのは39%にすぎず、ダーウィンにも「人種差別主義者」との批判があるという。
こういうニュースを読むとアメリカってつくづく特殊な国だと思う。ついつい「西欧社会=アメリカ」どうかすると「世界標準=アメリカ」と思ってしまいがちだがとんでもない。「変な国だけど大きなマーケットなので無視はできない」とか「あの軍事力は怖えよ。怒らせるのはやめようぜ」と割り切って付き合うのはいい。だが、思想までアメリカが西欧標準、世界標準と思うのは日本の進路を誤らせることになる。たとえば、社内のセクハラ講習で「女性を食事に誘うのはセクハラ、上司だったらパワハラです」と教えられるのだが、ヨーロッパではこの手のアメリカ流のセクハラ論を鼻で笑う国もあるという。もちろん、アメリカ流がすべてまちがいと言っているのではない。自分の頭でもう一度よ〜く考えること、アメリカ以外の国にも関心を持つことが大切である。そこんとこを教育者、政治家のみなさんはお願いしたい。マスコミ関係者はいいよ。おまえらには何を言っても無駄だし、ぜったいに変われねえよ。
さて、8月に読んだ本だが、これとか
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8月はこんだけか。やはり夏は読書に向かないね