上智大の法科大学院「不適合」評価

すごくタイムリーなニュース。

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要するに

法科大学院   38%
上智法科大学院 13%

青南法科大学院

   

一学年の全員が柊先生の授業を受けているとして28人。

   

5年後の一学年の人数が同じくらいとして合格者が7人なので25%。全国平均より悪いが不適合になるほどではないってとこか。なにより「継続的な改善の取り組み」があるかどうかがポイントなので柊先生と藍井先生が頑張っているので大丈夫だと思う。自動車学校って校内の卒業検定に合格しないと陸運局の試験を受けないでしょ。同じように校内の試験で一定の水準に届いていない学生は司法試験を受けさせなければ合格率って上げられるよね。ただ、司法試験を受けるために法科大学院に入ったわけだから、それは本人が納得しないか。ドラマ化もされている、警察学校を舞台にした小説で「教場」を読むと

警察学校って定期的にある試験に不合格だと退学になるんだよね。これを知ってから町で会う警察官を見る目が変わったよ。法科大学院も同じように中間試験で一定水準以下の学生は退学にする。そこから先の月謝は払わないから本人の経済的な損失も最小限で済む。なんなら退学のときは入学金の一部を返金するとか。この措置は冷たいようだが、絶対に無理な学生はなるべく早く別の進路を考えさせることができると思う。学生のことも心配だが、裁判所から出向で来ている柊先生はいつまでこの学校にいるのだろう。5年後もいたけど、そろそろ裁判所に戻してあげて。