毎日、風が強いね。
【1,200円】エイリアン+スキャナーズとでもいうか、閉空間サバイバル物。秘密基地であり研究所であるエリア52で囚人が反乱を起こして多数の死者が出ている。それを制圧するために特殊部隊が送り込まれる。なぜ秘密基地に囚人がいるのかは忘れた。本当の敵は囚人ではなくそれを操っているなにかだとわかったときは特殊部隊はほぼ全滅していて主人公を含む2人くらい。この正体のわからなさは良い。だが主人公がかわいそうすぎるので1,200円。
【800円】これもう出てきたんだ。会員無料。同じ文芸物でも「孤狼の血」は良かった。ヤクザ映画と見せかけて何層にも入り組んだストーリー。ダーティーなベテラン刑事の役所広司と新米の松坂桃李も役にぴったり。比べて本作はけっこう重いテーマをキムタクとニノと吉高由里子が軽~く演じてしまった。後半の3人の行動がそれぞれぶっ飛んでいるのだが、そういう行動に出なければならなかった思いが伝わってこないのでただの無鉄砲な人。
【150円】劇場版ということはテレビでやってたのかな。主役の二人は乃木坂らしい。初めて見たけど。これは映画としての面白さ以上に*1、資料的価値がある映画。これは私が「村物」と命名しているカテゴリに属する。タイトルは忘れたがブレイク前の柴咲コウがお化け役をやってたやつ、最近まで上映されていた「犬鳴村」、そしてこれ。この3本を見てわかったのが
「村物」のホラー映画は9割が同じ
どうだ、すごい発見だろう。
・特別な手がかりがないとたどり着けない、またはある儀式をしないと入れないトンネル
・トンネルを抜けると村がある
・トンネルに入るときは昼間でも出るときは夜
・トンネルの向こうは時代が数十年前
・生きて戻れるのは主人公だけ
・主人公の相棒は生きているのに自分の意思で戻らないか、戻れない事情ができる
これだけ一緒だと9割どころではないかもしれない。その発見に対して150円!
*1:以上にって、面白さはまったく無い