在宅ビデオまつり「無垢の祈り」「Mr.タスク」

毎日、午後6時から7時の間に猛烈に眠くなる。眠くなるだけじゃなくて実際に寝ちゃう。これは船堀駅で乗り換えが多いので座れて、そこから終点の本八幡まで熟睡してたのが習慣になっているのだと思う。

Mr.マックスマン

 【1,000円】キャッチコピーが「史上最弱のスーパーヒーロー誕生」。死んだ父親の影響でアメコミ好きの主人公。隕石に触れたことで不思議な力を身につける。これって劇場公開されたのか？ バラエティー番組の劇中劇程度の内容なんだけど。公式サイトがまだ残っていて劇場情報を見たら山手線の内側は1ヶ所だけかい。でもこのショボい内容をそれなりの映画としてまとめてしまうのは千葉雄大の魅力だと思う。

Mr.タスク(吹替版)

 【800円】プロデューサーなのか、監督なのか、私は聞いてみたい。この映画はどういう態度で鑑賞すればいいですか。怖がればいいのか、大爆笑すればいいのか。ただ映画としての完成度はすごく高いので、なぜその労力と情熱でこの映画を作っちゃったのか。頭のおかしい老人につかまってセイウチに改造手術をされてしまう主人公。それが完全にセイウチになればセイウチとして生きていけばいいが、中途半端だからすごく不幸．．．

　　　

【1,900円】平山夢明の短編の映画化で気になってはいたのだが、上映館が渋谷のアップリンクだけなので観に行かなかった。あそこ、嫌いだもん。先日のミニシアターを救えの記事でアップリンクがオンライン上映をやっていると書いてあったので見てみた。この作品は謎だったんだよ。DVDが出ていないのだ。DVD化されないとAmazonビデオにも入らない。本編を見てその理由がわかった。これは撮影当時10才くらいだった主人公の女の子への配慮だな。テレビ放送はもちろんDVDもNG。別に裸になるわけではない。内臓をぶちまけるわけでも、覚醒剤を打つわけでもない。でもダメなんだ。興味を持った方もいまは観ない方がいい。いつコロナに罹患するかわからないだろ。心身ともに健康で活力がみなぎっているときに見ないとキツイよ。主役の福田美姫ちゃん、この名前のためにいますごく迷惑をしているらしい。