在宅ビデオまつり「悪魔」「VAMP」

 超マイナーな映画を4本。

TANIZAKI TRIBUTE
悪魔

TANIZAKI TRIBUTE
悪魔

  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: Prime Video
 

 【1,500円】この「TANIZAKI TRIBUTE」は谷崎潤一郎の短編を3人の監督がそれぞれ現代に置き換えて映画化したもの。有楽町のヒューマントラストシネマに別の映画を観に行ったときポスターが貼ってあった。そのなかの一つ「悪魔」は主演が馬子先輩こと大野いと。馬子先輩が主演だったりヒロインの映画ってけっこうあるんだよ。ただ単館上映で池袋だったりするので観に行けない。タイトルの悪魔は、悪魔が出てくるのではなく「男を狂わせる悪魔のような女」の意味。それが下宿屋の娘の女子高生。ただ無邪気で男性に無防備なのか、わかってやってるのかが最後までわからないのがミソ。その点で馬子先輩のキャスティングはナイス。下心があるようにはまったく見えないのが逆に怖い。

VAMP

VAMP

  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: Prime Video
 

 【1,500円】「VAMP」はバンパイアのこと。主演は特撮女優の中丸シオン。美人だよね。この中丸シオンが気にかけて仲間に入れようとする女子高生役の子がヒロインにあたるわけだが、すげえ不細工なんだよ。女優として不細工なだけでなくクラスや職場でも下から1番目か2番目。よく見たら「西の魔女が死んだ」の子じゃないか。セーラー戦士みたいに綺麗な大人になれなかったんだね。もっとほかにいなかったのか。若手の女優なんか掃いて捨てるほどいるだろうに。ただ、中丸シオンと全裸でからみあうシーンがあって胸もお尻も全開なのでなかなか引き受けないか。クライマックスは吸血鬼どうしの超人的な身体能力を使った格闘シーンだが、ここも残念だった。全体的なプロットは悪くないので、主人公は中丸シオンでよいのでヒロインを代えて、坂本監督に撮って欲しい。

星に願いを

星に願いを

  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: Prime Video
 

 【金返せ】なんだ、このクズみたいな作品は。園子温とか血まみれスケバンチェンソーみたいな映画を撮りたかったのだと思う。だが役者が全員下手すぎて流れやカットも悪すぎて、よく映画館が焼き討ちにあわなかったな。

DOOM:アナイアレーション (吹替版)

DOOM:アナイアレーション (吹替版)

  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Prime Video
 

 【30円】「DOOM」はFPS(一人称形式のシューティングアクションゲーム)の元祖だな。私も熱中したよ。それの映画版だが、私みたいに騙されて見る人がいるのを期待して作ったのかと。だいたい前半の敵はゾンビ化した人間で、DOOMの怪物が出てこないじゃないか。ただ、最後の方で主人公がラボの一室に飾ってあった武器を手に入れる。あ、あれは...BFG9000! DOOMをやった人にしかわからない最強の武器。そこだけ胸熱だったので30円。