真夏の映画まつり「よこがお」「ゴーストランドの惨劇」「イソップの思うツボ」

途中から意味がわからなかった「淵に立つ」と同じ監督、主演も同じ亜美ママのこれ。

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ちょっとした隠し事が原因で人生がめちゃめちゃになってしまう主人公の話。前作もそうだが、まったく救いが訪れずに映画が終わる。後味が悪すぎるよ。劇場を出てから上のポスターを見たら「ささやかな復讐」。って言うほど復讐できてない。もうこの監督の映画は絶対に観に行かない。

 

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屋敷女」と並んで胸糞映画のツートップである「マーターズ」の監督の作品。これもきっと胸糞映画なんだろう。私が言うところの胸糞映画は、主人公がひどい目に遭って最後は死んじゃうんだけど、悪い奴に天罰が下ることもなく、最後に主人公と差し違えるでもなく、ただただ主人公がかわいそうな映画。この映画、半分まではいったい何が起こっているのかまったくわからない。亡霊なのか、主人公の妄想なのか。40分あたりで突然に事態が判明、それももっとも悪い形で。ああ、そういうこと。これはまいった。そこからは主人公と悪者との一進一退の攻防。ああ、やっと助かったと思ったら警官弱すぎ。悪者強すぎ。最後までスピード感と緊張感を持続させる監督はさすが。「ドント・ブリーズ」、「ゲッタウェイ」に並ぶ今年のホラー映画大賞はこれ。

 

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「カメラを止めるな」のスタッフによる新作。期待したんだが、残念。奇跡は二度起きなかった。どんでん返しを何度も仕掛けて観客を驚かせようという意欲はわかる。だが演出がそれに追いついてないので終盤がグダグダ。例によって俳優は知らない人ばかりだが、女の子がみんな演技もそこそこできて可愛い。逆に大資本の映画は、なぜこれだけ可愛い子を揃えられないの? とくに

 

井桁弘恵ちゃん。Wikiで調べたらボックスコーポレーションだと。彼女はネットで探した静止画より映画の中の動いている姿や表情が可愛い。