真夏のビデオまつり「ゼイラム」「アリータ:バトル・エンジェル」

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私は知らなかったけど、これは有名な作品なのか? 雨宮慶太監督の劇場版映画の第一作目。いまから30年前の作品だ。1991年なので、仮面ライダーウルトラマンも休止していた期間だね。主人公は宇宙を股にかける賞金稼ぎ(手前の女性)。ゼイラムという凶悪凶暴な宇宙人を追いかけて地球に来る。簡単なミッションのはずだったがゼイラムを囲い込んだバトルフィールドに地球人が2人迷い込んだためやっかいなことに...低予算なのは気の毒なほどだが、それをごまかして良い物を作ろうという意欲は買う。主演の森山祐子さん、セリフは下手だがエロかっこいい。戦況に合わせていろいろ出てくる戦闘メカが楽しい。ゼイラムもやっつけたかと思うと変態をして蘇り最後までしつこいのも良い。この作品、リュウソウジャーの女の子を主人公にしてもう一度作らないか?

 

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ゼイラムから遡ること10年、1981年公開のホラー映画。「13日の金曜日」の一作目が1980年の公開。テイストはまったく同じ。殺人鬼が蘇って町の人を殺していく。クライマックスはハロウィンパーティー。ビールを取りに行ったり、2人で抜け出してナニをしていると殺されるのはパターン。しかし、いまから40年前の作品ですでにフォーマットが完成してしまっていて、それをアレンジしているだけなんだよなあ。犯人は意外な人物、意外すぎて動機がよくわからない。

 

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これ、怪我をする前に予告編を見て映画館で観たかったんだよね。予告編でよくわからなかったのが主人公の女の子が実写かCGか。結局、わからないまま終わってしまったが、俳優の顔にCGを貼り付けたという記事を読んだが、プロポーションも人間では無いのでCGなのかな。ほとんど筋のない「レディープレイヤーワン」よりこっちのが私は好きだ。興行的にはどうだったのかわからないが、日本ではあまり話題になってなかったんじゃないの? でもラストを見て「前編または第一部かよ!」。またこれだよ。続編を作るまでの興業収入はあったんだろうか。この作品を好きになれるかは、

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この顔、というか目に慣れることができるかだ。主人公はサイボーグなので、作り物感を出すためにこの顔にしたのだろうが、私は最後まで慣れなかった...