北川景子「家売るオンナの逆襲の2分55秒のクライマックス」

第7話を見直して思ったのだが、今回の主題は佐藤江梨子でもなく、ボーリングでもなく、

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佐津川愛美(サキ)に住まいを提案する45分からなんだよね。問題のシーンだけ抜粋すると

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万智「男性は輝こうが輝くまいが普通に仕事を続けられます」

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万智「二足のわらじを履くあなたが専業主婦だったお母様と同じように
   家事から育児まで完璧にこなすのは土台無理な話です」

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万智「これからは男性も仕事に家庭に輝けばいいのです」(この構図は笑える)

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万智「サキさん、あなたは十分輝いています」

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サキ「わたし...輝いてる?」

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万智「輝いてます。これ以上、輝けないほどに」

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サキ「・・・・・」

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夫「いままで家のことはママに任せた方がいいって思ってたんだ。
   こんなに追い詰めてるって知らなかったよ。ごめんね」

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「買います」

 この「買います」までの2分55秒。すべて前のエピソードを受けてのセリフなんだよなあ。「専業主婦だったお母様のように」も、実の母か、義理の母かはわからないが母親と自分を比べて家事や育児が完璧にできていないことを気にしているという前提があって生きる。「サキさんは十分輝いてます」や夫のセリフも同様。これ、初期の台本にはそのエピソードがあったのに、ボーリングのシーンを長くしたために消えたのではないだろうか。としたら、久しぶりのまともな不動産ストーリーだったのに残念。まあ、ボーリングが面白かったからいいけど...