泉里香キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
たぶん今回はこれでもシリーズ最大のメイン回。ちょっと長いけどがんばったよ。
姉「ねえねえねえねえ、昔の写真整理してたらこんなの出てきたの!」
弟「うぉほ! なつかしいなあ〜」
姉「捨て犬を拾ってきて、うちで買いたいって。小学生のころよねー」
(雨に濡れていた犬を拾ってくる回想シーン)
弟「結局、飼えなかったんだよなあ」
姉「コウタ、名前までつけたんだよねー たしか...」
弟「ジローだよ」
ここまでが今回の前振り。雨、めだか、かもめ。それはしりとり。雨、拾う、ジロー。いま気がついたけど、泉里香は眉を太くするメイクなのね。泉里香に関係ないからすっ飛ばすけど、雨に濡れている青年を拾って家に連れてくる。身体を触ったときに人間ではなくロボットであることにコウタは気がついている。タイではニューハーフが日常生活に溶け込んでいるように、このライダーの世界ではロボットをふつうに受け入れている。だってロボットよりライダーのが不思議だもん。
姉「ロボットを拾った?」
弟「記憶がないっていうから、いろいろ本を読んだら思い出すかなあって」
弟「そしたらあっというまに全部インプットしちゃって」
(「夕凪妙子の超絶収納術」という本を見て)
姉「それであんな超絶収納を...」
弟「さすがロボット、完璧な仕事だよなあ」
そのくらい私でもできるぞ。ロボットが肉じゃがを作った。本と見比べて
姉「すごーい! ちゃんとできてる!」
弟「な、姉ちゃんだって助かるだろ。だから...しばらく家に...」
姉「コウタ! 子犬を拾うのとわけが違うのよ!」
弟「でも! このまま放っておくわけにもいかないし。オレがしっかり責任とるから!」
姉「わかった。少しの間だけなら」
二人とも! なんか論点がずれてるぞ。このロボットの存在自体にもっと疑問を持とうよ。「少しの間だけなら」って、期間の問題じゃないぞ姉ちゃん。どうでもいいけど、正面のカウンターの収納スペース、同じ物がたくさんあるぞ。消費税が上がる前に買いすぎたのが収納できない原因だ。収納術の本を買っちゃったら買いだめして節約した分が...
弟「よかったなあ、ジロー!」
姉「ジローって言うんだ」
姉「不思議な縁ねえ...」(子犬のジローと撮った写真を見る)
(ロボットは急に外出)
(肉じゃがを食べる)
姉「ん〜〜〜!」
弟「うー、しょっぱい!」
姉「そうよね、ロボットに味見できないよね」
いやいや、調理本のとおりに作ればできるでしょ。でも「醤油を少々」とかの記述は味見が必要か。姉ちゃんの心は完全にロボットを受け入れちゃった。
(ロボットが帰ってくる)
ロ「見つけてきた。コウタの子犬だ」
弟「い、いや、オレが子どものころの子犬だ」
やっぱりそういうオチか。その後にいろいろあって、またアパート。
ロ「洗濯終わりました。つぎはなにを?」
姉「じゃあ、つぎはエアコンの掃除を手伝って!」
弟「姉ちゃん、なんでもかんでもジローに頼みすぎ」
ロ「気にしないでくれ、コウタ」
姉「あっ!」
(ジロー加速装置)
姉「...ありがとう...」
姉「ほら、ジローもそう言ってくれてるし...あ、そうそう」
姉「映画のチケットもらったのよ。始まったら3人で行きましょ」
ロ「はい、ぜひご一緒します」
そうだ、ロボットを連れて行くといいぞ。セリフを一言一句覚えられる。「僕の彼女はサイボーグ」のサイボーグじゃなくてアンドロイドは見たものを録画して後から映写することができた。まあ映画泥棒だけどな。欲しいなあ、綾瀬はるかそっくりのロボット...
このロボットは記憶を失っている。守らなければならない大切な人がいたのは覚えている。ただ、それが誰で、なにから守らなければならないのかは思い出せない。
ロ「あまり思い出したくない」
弟「どうして?」
ロ「守るためには戦わなきゃいけないだろ」
そう、守るためには戦わなければならない。このロボットは背中にリブートボタンがある。これを押せば思い出せるのではないかとコウタが提案するが
ロ「いまのままがいい。ボクはコウタやアキラさん(泉里香)といたい」
わかる。わかるぞう。コウタはどうでもいいが私もアキラさんといたい。アキラさんといられるなら洗濯だろうが、エアコンの掃除だろうがなんでもする。この後、ハカイダーが出てきて大暴れ。ロボットは自分がすべてを思い出し戦闘用ロボットに戻ったとき、すべてを破壊する悪のロボットになることを怖れていた。だがハカイダーと自分の違いに確信し、リブートボタンを押してもらうことを決心。
おおお、キカイダーだ。昔よりかっこいい。でも
顔がかわいいよww 戦いが終わって
弟「ジロー!」
ロ「君は誰だ?」
弟「コウタだよ」
ロ「コウタっていうのか?」
弟「...そうか...リブートってそういうことか」
不揮発性のメモリではなかったんだね。
弟「気をつけてなー!」
そのギター、アンプがないと音が出ないだろ。ロボットだから身体にアンプとスピーカーが内蔵されているのか。ギターからBluetoothでアンプに音を飛ばす。さすが、昭和から進歩をしている。
姉「ジローは?」
弟「いるべき場所に帰った」
姉「ひょっとして、ほんとの持ち主がわかったの?」
弟「・・・・・」
姉「そりゃそうよね」
姉「あー、残念」
姉「じゃあ、映画行けないね...」
弟「二人で行こうよ」
(うなずく姉。タマネギを切っている弟)
弟「はああ、目にしみるなあ」(涙をぬぐう)
姉「・・・・・」
ほんとの持ち主って、姉ちゃん最後まであれは迷子の子犬扱いだったな。子犬ならまだいいが、二足歩行のルンバだと思ってただろう。だがもともと日本人は無生物にも魂を感じる国民性。案外、ああいうロボットがひょっこり現われてもこの姉ちゃんのような反応ができる素地が日本人にはあるのかもしれない。3人で行けなかった映画のパンフレットを見る姉ちゃん。
うそうそ。ほんとはこっち。
ピノキオとロボットを掛けているのね。でもそんなの見に行くならレリゴーのがいいと思うぞ。チケットは3枚あるんだから一関を誘えよ。そもそも姉ちゃんはいい年なんだから会社の人はいないのかよ