ふうう、10日も空いちまったぜい。前編のおさらい。
仲間の中で一人だけ戦士の力に目覚めていないまことは焦りを感じている。
目覚めるためには心の問題が大きいと、戦士たちは協力して的外れの特訓を決行。
案の定何の役にも立たない。
そんな時カラオケ「クラウン」の店員、古幡元基がまことをデートに誘う。
ぎこちなくもデートは進行、遂に元基はまことに告白する!
という話ではなくて、はしのえみと安座間美優が服を買いに行く。テーマは「旦那様と春の横浜デート」。上重のことじゃなくて、アラフォーの北斗晶とはしのえみがご主人とお出かけするときのファッションを助っ人モデルが選ぶというものだ。制限金額は18,000円。ただしパンツやブラジャーは別だ。そんなことは一言も言ってないが、たぶんそうだと思う。こんな勝負、やる前からはしの安座間組の勝利だろう。向こうは北斗晶だぞ。
美優「ふだん、はしのさんはどういうかっこをされるんですか?」
全部ひらがなだな。全部ひらがなになっちゃったよ。安座間美優とはしのえみが並ぶと体型のあまりの違いにめまいさえ感じるぞ。私のパソコンのグラフィックチップが故障して画面が歪んでしまっているような。安座間美優を正にすれば、はしのえみはおばあちゃんか、または別のほ乳類。はしのえみを正とすれば安座間美優は異星人かロボット。うう、この画像はなにか笑える。ふたりで番組をやってくれ。はしのえみならボケと突っ込みが両方できるので安座間美優の相方としては理想的だ。はしのえみがボケると、安座間美優がボケと気づかずにふつうに反応して、それにはしのえみが突っ込む。いいじゃないか、いいじゃないか。番組のタイトルはえみと美優で「えみゅう」とか。テレビ東京の深夜でやってくれんかのう。ところで何をする番組だ?
美優「ふだん、はしのさんはどういうかっこをされるんですか?」
えみ「わたしは...」
えみ「無難なかっこが多い」
美優「ハハハハハ」
えみ「シンプルな」
美優「当たり障りのない」
ほら、息もピッタリじゃないか。大股で歩く安座間美優に小走りで付いていくはしのえみ。
美優「カジュアルな感じは着ます?」
えみ「着ます。でも安座間さんみたいに生足はもう...できないです」
美優「じゃあ、春とか夏はどうするんですか?」
えみ「レギンスとか履いて...」
美優「ああ、レギンス合わせちゃうんですか?」
えみ「えーーーなんでですか?」
レギンスを全否定されて安座間美優にすがるはしのえみ。デニムのショートパンツを指して
美優「このショーパンにレギンスですか?」
えみ「レギンスです(きっぱり)」
国際レギンス協会ははしのえみを表彰してやれよ。だが、はしのえみを表彰するなら、それを否定する安座間美優は火あぶりだ。
美優「わかるんです。わかるんですけど...女子的にはないかもしれないです」
えみ「えーーーぜったいレギンスです」
美優「でも足、細いし」
えみ「ぜったいダメです」(買い物かごで足を隠す)
美優「隠してますよね(笑)」
いいだろ、レギンスで。視聴者ははしのえみの生足を見たいのか? 店を移動。
美優「ちょっとここのお店に...」
えみ「えーーーーーーーーー」
美優「どうですか?」
えみ「いやもうちょっと、これ見た瞬間」
えみ「すごい短い! ぜったい私コントみたいになっちゃう」
そうだ、無理があるぞ。無茶してはいかん。下半分が透けているスカートを選ぶ。
美優「これだったらアリですか? この透け感の」
えみ「ええ、ぜんぜん(アリです)」美優「素足は」
えみ「えーーー! 素足?!」
美優「足を出して欲しいんです」
えみ「アハハ、足を出して欲しい!」