密談

ある日のどこかの会議。

  出席者 A:AKB関係者 B:バーニング関係者 L:LDH関係者(EXILE) T:TBS社員 S:スポーツ新聞記者

  A「順番どおりに乃木坂の連覇でよろしいですな?」

  T「ちょっと待ってください。今年は「USA」にしないと大賞の権威が...」

  S(とっくに無くなってるし)

  L「いえいえ、順番は大事ですよ。来年は「J Soal」ですから」

  B「そうそう、で、再来年はオリンピックの応援ソングの「ゆず」ですから」

  S(この賞、再来年まで持つのかよ)

  T「みなさんのおっしゃることはわかりますが、今年は「USA」にして来年から順番どおりにしては?」

  A「だめだめ、今年は乃木坂なの!」

  S(駄々っ子かよ)

  L「そうだよ、順番を守るために昨年は「J Soal」にしなかったんだから」

  B「いやいや、昨年は「ゆず」だったのを乃木坂にしたんでしょ」

  S(ゆずは無いぞ、ゆずは)

  T「...では本当に乃木坂でいいんですね? TBSとしては責任を持てませんよ」

  A・L・B「異議なし!」

  A「どうせ放送するのはTBSだから」

  T「くうう...」

  S「お疲れ様でした!(この会議、わざわざ集まる必要ねえだろ。さあ、忘年会に行こう)」

 

 賞の権威を守るために今年だけは順番を崩すのが最低限の知恵なのだが、それさえ無かったのね。でも逆に潔かった、清々しかった。だが選考委員に加わっている新聞社とか放送局は恥に思わないのかな*1。いや、うっかり辞退なんかしたらAKBやEXILEに取材をさせないってことになるから無理なのか。じつに日本的な話題で終わった2018年だが、読者の皆さまは良い年をお迎えくださいませ。あー、早く素足で歩きてえなあ